開発環境


道具を揃えるときって何を買えばいいか難しいですよね、、、

専門知識はあっても実際に買うとなると少し悩んでしまいますよね、

 

それらについて私の分かる範囲で紹介しますので、ぜひ真似してください!

工具を揃えるときの心得は、

良いものを作るには良い工具を使うべし!!

□はんだこて

はんだコテは温度調節できるものを使用することをおすすめします。

 

トランジスタやICなど部品によって耐熱温度が低く高い温度で長く当て続けると壊れるケースがあります。

ハンダコテにも出力の種類がいくつかあります。

出力は高いほうがもちろんハイパワーでありますが、

20〜30 W がいいと思います。

 

私はボリュームポッドのような大きくて温度の熱電導率の低い部品に半田する場合を備え二刀流でハンダコテを使うケースもあります。 

 

□はんだ材

はんだコテの熱で溶かして金属と金属を溶接する大事な工具です。

個人的によく使う太さは1MM〜0.8MMです。

 細いほうが物理的に溶けやすい上細いところでも作業が容易です。

 

近年ではPb(鉛)フリーが多くうたわれています。

Cu-Sn (銅ー錫)合金がほとんです。

高いやつだとAg(銀)が含有されているものもあ理ます。

オーディオ用としてAgが入っている製品を見ますが、個人的にあまり違いがわからなかったです、、、

 

Auの次にAgは電気伝導率が高いので、

Agが含有されていると電気抵抗が低いです。

目的によって半田材は選ぼう!

 

※Pbを入れるメリットは多くあった、、、

Pbは融点が低いため

化合物として含まれているとかなり早く溶けます。

120℃ほどで液化します。

そのためすごく使いやすかったメリットがありました、、、

現在はほとんどの製品は無鉛化が進みPbの入ったハンダ材は使わないのが一般的です。

 

 

金属の種類以外に

やに(フラックス)入りがあります。

フラックスが混入されていると半田初心者の方でもスラスラ半田をつけることが可能です。

イメージ的に

料理を想像するといいと思います。

フライパンに油を引いて料理をしている感覚に近いと思います。

油がないとひっついて料理がはかどりません、、、

 

フラックスがスルスル滑ってはんだ付けを簡単にしてくれるます。

初心者はやに入りはんだを選ぼう

 

□作業用耐熱マット

これがあると床を焦がしません。

作業するには必ずあった方が良いと思います。

 

□マルチメーター (テスター)

電子工作で必ず必要になるものがテスターです。

業界ではマルチメータと呼んでいます。

 

これにはいろんな種類が出ていて何を選べばよいかわからないって方多いとおもいます。

解説します。

 

□アナログとディタル?

エフェクター製作においては必ずディジタルの製品を選んでください。

小数点レベルで具体的な数値を読むことが多いです。

 

□直流と交流?

電圧はもう交流直流両方読めたことに越したことはないでしょう。

 

□必ずほしい機能

上記を踏まえた上で必要になる機能は

・抵抗値スキャン機能

・ピーっと鳴る通電察知機能

ダイオード電圧計測機能 

 

□オシロスコープ

エフェクターを作っていく上で必ず必要となってくるのがオシロスコープでしょう。

回路がうまく動かない、ノイズがひどい、、、

なんてとき原因を教えてくれます。

 

 

欲しい機能としては、

・2ch

・トリガー

・オート機能

USB出力

・趣味程度であればそんな高速信号を流さないので、50MHzもあれば充分

 

 

□安定化電源

これがあるのと無いのではかなり作業効率が違います。

電池で電子工作を行うのは絶対お勧めしません。

一度前向きなご検討を!

 

□お助けアーム

これは必需品です。

なるべく倒れにくそうなバランスの良いものを選んでください!

 

 

□ピンセット

 ピンセットは、非磁化高温まで耐えられるセラミック製のものをお勧めします。

□ヒートクリップ

耐熱温度の低いICなどをはんだ付けする際はあると便利です。 これがあると熱を逃がしてくれます。

 

□電動ドリル

ボリュームポッドやスイッチなどをケースに固定する際に必ず穴あけの作業が必要になります。

そこで電動ドリルやドリルの位置決め用のポンチは早めに揃えておくことをお勧めします。

ドリルのサイズも細いものから太いものまで揃えておくことをお勧めします。

 

”穴あけは勢い良く”

”抜くときは逆回転にしてゆっくり抜こう”

最後少し大きめのドリルの刃で逆回転にし入れたり出したりを繰り返し

面取りを行うと怪我するリスクが減ります。