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チョーキングを捨てた若者


ギター歴だけ一丁前に長い

スーパーロングキャリアギターリスト

略してスーパーギタリストの私が思う最近のギタリストの傾向をここに書き込んでいきたいと思います。

 

 

最近の音楽を良くレストランやスーパーで流れているのが耳に入ってきて、

強制的に聞かされています。

 

別に近年の音楽に詳しくないわけではないですが

かなり

歌ものは歌もの!

曲ものは曲もの!

とかなり分離が進んでいるような気がしています。

歌ものでは

ボーカリストがメインになり

バンドのグルーブというには程遠く

完全に歌のための楽曲という風に進化している

 

 

アニソンやテーマ曲などの

強い印象を残したいものに関しては曲ものが潜入してきている

特にベビーメタル形態を元とした曲ものが

参入してきているという具合で

どちらかと言うとかなり美しいと言う具合な伝え方を優先しており、

そこには力強さや悲しさなどの喜怒哀楽の表現力は乏しく

ただ綺麗に曲も歌もバランス良く伝えます!ってな感じ

と言う印象を抱いています。

 

しかしながら

どちらにせよ

複雑なテクニックを使用したトリッキーな曲は明らかに減ったように感じます。

早弾きやスライド、更にはチョーキングも最近聞かなくなったようにも振り返ります。

 

スーパーギタリストの私としても

かなり寂しく思いました。

 

昔ながらの

クリスインペリテリ、ザックワイルド、ランディローズに憧れた

私のような時代遅れのギタリストとしては

さらに生存が困難となってきました。

 

J-POPがこれからどう進むのか

よくわかりませんが、

いずれにせよ当分

早弾き戦国時代のような

かなり心の底からワクワクする曲というのは

久しく聴けそうにないなと

確信しました。

 

まだ私の場合ですが、

幸いなことに、

バンド活動をさせていただいていまして、

まだそういう昔ながらの曲が好きという方と出会うことができておりまして、

活動を続けささて頂いております。

 

これからも時代に負けず

ハードロックを

頑固に発信し続けたいと思っています!