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早弾きの思い込み


 

音楽がだんだんアパレル化している現状だと私は考えていて、

近年レコードの販売だったり、レコードプレイヤーの販売、演歌のEDMオマージュだったりと古着を着る若しくは古着をアレンジして今風にしてみる

といった様に音楽もブームのループに入っているなという様な事を感じます。

そこでこのループの渦の中

来ないのが速弾きなんですよね、、、

 

先日偉大なるギタリスト ヴァンヘイレンが亡くなって

何か影響が出ないかなと私は密かに期待を寄せています。

 

 

 

今回はこの速弾きを基に

難しそうに見えることって継承されないよねってことを記載してみようと思います。

 

速弾きも然り

運転、プログラミング、ゴルフ、読書、会話などって

だんだん継承されていない様な気がしているんです。

 

運転

運転は結構操作が多くてめんどくさい、電車があるから大金を出してまでめんどくさい運転をする必要は無い。

とコロナ 以前では多くの方が考えられていたかと思います。

しかしながら実際今の車って半自動運転みたいなところがあって、

ただハンドル持ってアクセルを踏めば前に進むし、なんならブレーキは自動で踏んでくれます。

したがって、めんどくさそうに見えますがそんな難しくなかったりするものです。

 

次にプログラミング、会話

これらは難しいそうに見える、めんどくさそうに見えるが故に

勝手な思い込みで障壁を高くしている人が多いです。

現在では私もたまに記載していますが、オブジェクティブ言語と言って

だらだら書かないプログラミングに進化しています。

また会話も同じで、だんだんメールやチャットに進化していますよね。

これらはコミュニケーションが進化して形を変え継承されています。

 

ゴルフ、読書

ゴルフって結構高速時間も長いし体全体を使うスポーツということもあり

なかなか若い人ってやらないんですよね、

読書も考える事がめんどくさいと感じてしまう現代人は老若男女問わず動画へシフトして行っているように感じ継承という意味ではかなり薄れているのではと考えます。

 

この様に思い込みが継承を消したり変えたりしている事が周りで起こっています。

 

 

 

 

 

 

ここで速弾きに話は戻りますが、

 

上記の例は、

・難しそうに見えるけどやってみると意外に違った系

・難しいから進化してきた系

・見た目通り多少の努力や考える事が必要系

で思い込みをカテゴライズして出してみました。

 

速弾きは、読書やゴルフといった見た目通り多少の努力や考える事が必要系 カテゴリに属すものなのではないかなと考えます。

正直コツを掴むまでは努力しかなくて、

コツをつかんでしまえば弾ける様になるのですが、、、といった解釈です。

 

この様にカテゴリ別に分けて考えてみると

速弾きを聞かなくなるのもある意味納得です。

 

努力系のものって結局滅びて行ってクラシックだねって言われる様になるんですよね結局。

それが個人的に寂しいなと思います。

 

 

速弾きするから

・理論の勉強

・弾きやすい機材の研究

・エフェクターの選定

など

これがあるから音楽業界のレベルがグーンと上がってきたのだと私は考えています。

音楽業界とは音楽そのものや楽器メーカー、デザイン業界、スピーカーなどの音響、証明などいろんなものを含んでいます。

後々これも形を変えて残るのか

若しくは亡くなってしまうものではあるんでしょうけど

やっぱりライブハウスで一心不乱にピロピロ弾いていたら映えるものはありますし

かっこいいと思い衝撃を受ける人はこれからもいると思います。

 

その一人が私ですから。

 

 

この時代の逆行が流行る現代で、

このようなクラシカルと言われそうな速弾きに挑戦する人が増えればいいなと期待しています。

 

 

 

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