最近ギターのネックの反りを治しました!
これはエフェクターの回路を弄るより度胸のいる内容でした。
治したギターはGISONのSGです。
まぁ新品で買って15万円でした。
エフェクターは大電流を流さない限りは基本的に何をやっても壊れませんし
基本的に部品の交換なんてしれてます。
しかしながらギターのネックって調整ミスったらもう終わりじゃ無いですか。。。
結局変速チューニングのやりすぎ、弦のゲージを色々変えてたってのが大きな原因なんでしょうけど
正直かなり捩れてましたので、完璧にまでは直してませんが、
少しギターのネック調整について記事にしてみようかなとも思います!
ギターのネックは基本的に順反りに出来ている
最近ハイエンドギター界ではもう定番である合板ネック
5枚構成3枚構成当たり前ですよね。
こいつらってやっぱ優秀で
全然反らないんですよね。
私も一本5枚合板のネックがついたギター持っていますが一回も修理したことがありませんし、気になったことすらありません。
しかしながら多くの市販されているギターは順反りになる様にできていると言われています。
順反りってのはギターの真ん中あたり12F周辺が沈んでしまって弦高が高くなり
音程が合わない、弾きにくいといった症状が出てきます。
ここまで大袈裟なことはないでしょうが、
イメージとしてはこの様な感じですね。
この様に木が変形してしまうと
沈んでしまったフレット周辺では音程が狂うことや弾きにくいなんてことも出てきますよね。
この様に反ってしまった場合は結構治すことは容易で、
中に入っている金属の棒
トラスロッドを伸ばしてあげればいいのです。
トラスロッドを伸ばすことでネックが逆に反る方向へと力がかかるので
真直ぐに強制してくれます。
これらのトラスロッドはネックの頭 ヘッドからアクセスできる場合と
ネックのお尻 ボディーやネックを外して調整する場合があります。
基本的に六角レンチやドライバーで調整するといった形になります。
これがすこし勇気のいる作業で
以前に回しすぎてパキッとネックにヒビが入ったことがるんです、、、
あまり回しすぎない様に15度づつくらいなイメージでゆっくりやってくださいね。
逆反りはお店に出そう!
順反りについて説明してきましたが、
厄介なことに逆に反ってしまうこともあるんです。
1から6弦は常に同じテンションで引っ張られていないこともあり
部分的に逆反りが発生している場合もあるんですよね。
まず逆反りについて説明します。
この様に
横から見ると瓦の形状になってしまいます。
こうなってしまうと反っている部分で
フレットが弦に当たってしまうことから
音が出ないケースもあります。
例えば
逆反りの頂点が7Fだったとして、
3弦を弾こうとすると7Fが先にフレットに当たってしまうので
音が出ないんです。
これはなかり厄介で、
私はこうなってしまうともうギターを買い替えています。
多少トラスロッドで調整もできますが、
トラスロッドの調整は基本的に順反りに適してきるため、
逆反りはかなり厳しいケースが多いです。
特に自分でリペアをする場合ですが、
緩めるといいんでしょうが、
緩めると今度は順反りになってしまうケースもあるので、
かなり手強いと考えます。
特に弦のゲージとチューニング内容にかなり依存するので、
ここは注意が必要かもしれないんですね、
あと練習終わった後の弦を緩めるか問題もありますしね。
日本は湿気などが言われていますが、
これに関しては物理も絡んでくるので、
いくらか上記の配慮で対策もできると思います。
いかがでしたしょうか
今回はギターのネックの反りについて説明しました。
順反りの場合は自分で治せそうですが、
その際はゆっくりやってくださいね。
ネックの反りについてはいくつか割り切りも必要なのかなとも私は考えています。
気持ちよく弾けなくなったらスキルアップも兼ねて新しいギターを買おう!ってのもギターの楽しみの一つなのかなとも考えています!
今回は以上です。
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