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耳コピしよう!!


いきなりぶっ飛んだタイトルですが、割と簡単に耳コピは誰でもできてしまうのです!

以前に挙げた記事で誰でも絶対音感ありますよっと言った内容に引き続き

自分の音楽テクにさらに磨きをかけられる様な内容にしています。

参考にしてみてください!

 

絶対音感に関しての記事はこちら

 

 

耳コピは楽器をやる人にとっては終点みたいなもので

このスキルを手に入れると、

・楽譜が入らなくなる

・話が早く友達が出来る

・バンドをクビになりにくくなる

・ソロが取れるようになる 

・音楽を聴くことが楽しくなる

などなど

メリットしかなく耳コピをしている自分を想像したならば、

ワクワクが止まりません!

 

しかし現実は、

なんだかんだ長い事音楽をやっているが、いつまで経っても

タブ譜から向け出せない、、、

そんな人多いと思います。

 

実際スタジオを収録の現場で、

何弦の何フレ?

いやーCとかBとか言われてもわかんねーよ!

数字で言ってくれ

など、慌ただしい現場でこういちから説明するのは大変です。

みんないらいらしている環境下ではなかなか通用しないものが出てきます。

 

 

この記事に出会えたのならば、

タブ譜離れを考えてみてください!

 

耳コピと言ってもやりかたは人によって様々です。

ベースを聞き取るようにしなさいとか

ゆっくり再生して何度も聞きなさいとか

歌ってみましょうとか

・・・

正直全部できません!

めんどくさいです!

ギター歴10年で且音楽理論を完全制覇した私が

今でもやっているシンプルな方法を説明します!

 

 

必要なもの

・難しく考えないと心に誓うこと!

・健康な体

・ギターかベース

・耳コピする音源

・何度も再生できる機材 アプリでもなんでも良い

・5弦の音名が12Fまでわかること (6弦と5弦は12Fまで覚える努力をしましょう!)

だけです!

 

準備ができたら楽曲を構成別にバラバラにします。

Aメロ Bメロ Cメロ ソロ イントロ アウトロ...

など曲によって構成を分けて1つづつ行います。

 

 

コピーする構成が決まれば、

まずその構成のキーを把握します。

下記図のように

ギター5弦1Fから

ベース3弦1Fから

緑の点を始点として低い音から順に鳴らしてください。

 

上記で赤い丸はキー(R)を示しています。

そうすると鳴らす音は

7 R 2 M3 4 P5となります。

 

これを曲を流しながら

緑の点を1Fから12フレットまで弾いてください。

一番違和感のないところにきたら、

いったん手を止めてください。

その赤い丸の部分がキーになります。

なお!

これは赤丸はメジャーキーになります!そこだけ注意してください!!

 

キーがわかってしまえば!

ダイアトニックコードでコード表を割り出してみる!

これらは全てメジャーキーなので、メジャーキーの一覧から属しているコードを探す

これで7コードの組み合わせにスクリーニングできる。

 

メジャーキーがわかれば、

スケールがわかる!

ここで初めて7音にスクリーニングできる。

従って歌メロやソロの耳コピがここでようやくできる!

スケール内部にメロディーの答えがあるので後はひたすら探すだけ!!

 

 

 

マイナーキーが知りたい!!場合

 

 

注意しなければならないのが!

キーがCだとわかった

けど暗い雰囲気だからこれはCmだ!って言うのは間違えです!

暗いと感じ、マイナーに表記したいのならば、キーはAmになります!

指板で表記するであれば、黒丸になります。

 

マイナーキーであれば、

赤丸を探したのちに

黒丸(6度の音階)の音名を調べる。

この音名にmをつけて表記すること!

 

例えば黒丸の音名がDならば、

 

Dmと表記すること!

 

イナーキーでも基本的に音の配列が違うだけで、

構成音は同じですので、下記の記事を参考にしていただけると理解が深まると思います。

・ダイアトニックコードについての記事はこちら

・メジャーかマイナーについての記事はこちら

・サークルオブフィフスについての記事はこちら 

 

まとめますと!

1. 赤丸(キー)を探す

2. コードの構成音をダイアトニックコードの表から使用されているコードを調べる

3. スケールを把握する

4. メジャーかマイナーか知りたい場合は明るいか暗いかで判断 

5. スクリーニングされた音の領域から耳コピ開始!!

6.ここまでやって耳コピできなければ諦める! 理論どおりに構成されていない曲!

 

 

以上です。

 

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