一般的に楽器は、12平均律音階に調律されます。
アルファベットは音名で、数値はその周波数を記載しています。音は特定の周波数を保持するアナログ信号でしかないのです。
下記の表は音と周波数を示したものになります。
数字ばかり見ていると、複雑な印象になってしまいますが、
難しく考える必要はなく、
歌を歌うことや楽器を演奏することとはその長さや速さを変えて決められた周波数に調律することなのです。
おおよそ一音の範囲というのは、±26Hzの領域を持っています。ピッチが合わないという問題は個々の範囲内の周波数が微妙にづれていることになります。
倍音というのはオクターブの話です。オクターブ+1の場合はちょうど周波数は2倍になり、マイナスオクターブになると基準から半分の周波数になるということになります。
歌がへたくそと言われると少ししょっくですよね、これはただ上記で書いたようにしの周波数が出せてないだけと考えるようにしてください。
実際作曲やアナログな楽器を演奏するとなかなかせっかくなピッチに合わせるということはないです。
理論的にはあっているかもしれないですが、弦の張り具合、気温、歌詞の内容などによってずれてしまうものです。
音楽は芸術ですので、自分なりに表現することを第一としましょう。
人間に伝わる周波数もあらかじめ決まっています。
20Hzから20kHzと言われていますが実際にはここまでのフルレンジで聞き取れる人は少ないでしょう。
基本的に楽器を作成する際では、あらかじめ60Hz-15kHzとバンドパスフィルタを組んで作成するように進めます。
聞こえない周波数を使っても無駄に電力を消耗させるだけです。不要な周波数はあらかじめカットしてものを作るように心がけてみてください。