たまにディストーションペダルに歪みのキャラを切り替えるスイッチが付いているペダルがありますよね。
あれ回路的にどうやって切り替えてるのか説明します。
一見あのスイッチが一つ付いただけでちょっと値段が上がったり、急に大きな付加価値が増えたようなそんな贅沢なスイッチにように見えますが、
実はそんなたいしたことはやってないんです!
実は回路を見てみるとこうなってるんです!
真ん中あたりのSWってとこを見てもて下さい。
これはダイオードの向きが逆になったものがペアと思って下さい。
したがってこれは3モードあると言うことになります。
通常ディストーションのクリップ回路は下記のようになります。
すなわち一番左のペアになります。
それが抵抗がつ付いてダイオードが2つづつのペアだったり、片方2片方1のペアだったりとダイオードの組み合わせの仕方が違うことがわかります。
それにダイオードの色まで違っていることもわかります。
これはダイオードの部分で説明していますが、
ダイオードはVfというものを持っておりLEDやシリコーンダイオードでも色や種類によって変化してきます。
この場合これを組み合わせたりLEDの色を変えてVfを変化させることにより歪みのキャラクターを変えていることがわかります。
歪みのキャラクターは難しく考えてはいけません。
ダイオードの組み合わせで簡単に作れてしまうのです。