フィルタとは、
これら音響回路系でのフィルタは特定の音の周波数のみを通すロジック回路のことを言います。
下記図をご覧ください。
青い帯を音としてその中に様々な形の成分がいます。
緑の帯をフィルターとします。
緑の帯を通過した音(青い帯)の成分は赤丸しかいません。
これがフィルターのイメージです。
もちろん色を問わずに丸い形のみを通すことや、
三角と丸を通すなどもできます。
つまり、
フィルタをすることは成分の引き算なんです。
フィルタ通過後はいわゆる差ということになります。
ここで成分として例えた三角や丸や星は周波数です。
つまり特定の周波数を通しそれ以外はGNDに捨てるといったものです。
本ページではエフェクタに使用される片電源仕様の回路ブロックを紹介します。
オペアンプを使って音を絞り込む時は両電源(プラスマイナスある電源)で組んだ方が回路構成はシンプルなのですが、マイナス電源を作りだすロジック回路が必要になってくるので、規模が大きくなりケースに入らなくなることがあるほか、コストが掛かるデメリットがあるためこちらでは両電源の回路は省略します。
<フィルタ回路>